障北連 第4回総会 及び
障害者の政治参加をすすめる北九州集会 開催







 障北連は2008年10月19日(日曜日)「第4回総会」と、 「障害者の政治参加をすすめる北九州集会―障害当事者議員によるマラソントーク in小倉」を北九州総合保健福祉センター・アシスト21にて開催しました。


 これは障北連の総会に併せて、日頃から連携して活動をしている「障害者の政治参加をすすめるネットワーク」の皆さんに九州各地から集まっていただき、「わたしたちだからできること! わたしたちにしかできないこと!」と題して、まだ障害を持つ当事者議員のいない北九州市で、各地の障害福祉の現状、障害者が政治に参加することの意味、障害を持つ議員がいることの意義・必要性などを障害を持つ人・持たない人、共に考えようという目的で開きました。


 当日は人権バンド「願児我楽夢(がんじがらめ)」の宮崎保さんの暖かい歌と演奏で始まり、会場は80人を超える参加者でいっぱいとなりました。


 集まった人達は、平野みどり熊本県議、村上ひろし熊本市議、ふるしょう和秀大牟田市議(共に車椅子使用)、ふじばやし詠子久留米市議の現職議員、地元北九州で障害者問題に取り組んでいるNPO自立生活センターの林芳江さん、障北連の佐藤カヨ子の報告や問題提起に熱心に耳を傾けました。後半の会場トークの時間は障害を持つ人、持たない人双方から活発に意見や質問が出され、終了予定時間をオーバーしてしまうほど熱気に包まれながら、無事に終了しました。


 翌日の朝日新聞にも集会の模様が掲載され、後日感想を聞くことができた人達からは、
「障害福祉を充実させることで、障害のない人にも便利になると実感した」
「現実に議会で活動している障害者議員の苦労や成果など生の声が聞けて良かった」
「障害を持つ当事者が議会の場にいることの必要性を感じた」
「障害を持つ当事者だからこそ、変えられることがあると知った」
などの声が寄せられました。