障団連報告



 12月22日午後1時30分からウェルとばたにおいて障団連各団体役員と 行政側説明員15名との年間最大の学習会である予算に関わる内容で会議が行われ、 障北連からは若狭・秋吉・福島の3名が参加しました。
その主要な内容は5つの年間重点施策である

1. 障害者の権利が守られる北九州市を目指すための協働について
2. 災害時における障害者の避難支援体制について
3. 障害者スポーツセンターの再整備について
4. 障害者の就労支援と雇用枠確保の推進について
5. 重度障害者医療費助成制度の現状維持と対象の拡大について

及び、従来から課題であり引き続き今年度も取り組んだ、

1. ウェルとばた駐車料金の減免について
2. 重度障害者の居宅以外での介助保障について
3. 視覚障害者等の代筆・代読事業について
4. 公共施設におけるトイレの利便性向上について
5. 総合学習などにおける福祉教育の取り組みについて
6. 障害のある子どもの学びの保証について
7. 精神障害者の病態急変の緊急時の対応整備について
8. 精神障害者の公共交通料金の減免について
9. 地域活動支援センターの補助金増額について

について行政側の検討内容が明らかにされ、互いに論議を深めました。
なお、障害者スポーツセンターの移設問題については別個に検討委員会が設置され、 その場で検討されていることから本日の会合では具体的説明は行われませんでした。 そこで、会議最終時に秋吉会長から特に発言を求め予算確定時期でもあることから、 当初、市が考えた予算規模に対し様々な障害者の要望事項を踏まえた今日、 予算的にどの程度確保の見通しが立ったのか質問しました。
 議会との確認もあることから、具体的数値については言及がありませんでしたが、 概ね障団例要望を踏まえた要望事項については解決できる 予算希望の見通しがたったとの説明でした。
 また、最終的には2011年1月末までには基本設計が完了するとの日程から 金額的にはその時期が最終決着の時期だとの回答を引き継ぐことができました。