障団連第14回 定期総会
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【概要報告】 (1) 6月11日午前9時30分からウェルとばたにおいて、 障団連の第14回定期総会が開催され、秋吉・福島が参加しました。 冒頭に資格審査が行われ、加盟団体39のうち、 出席22・委任状13・欠席4で総会の資格要件を満たし 成立していることが確認されました。 (2) 昨年度の活動報告では、市に対する重点的な要求・一般要求に対し、 市との意見交換の結果一定の前進面が確認されました。 その中でも特に障害者スポーツセンターの移設および改修工事については、 度重なる現地調査や意見集約の結果、大きな成果をあげることができました。 (3) 市の委託事業の中で予算計上していたものが中止になったことから 委託予定額 約50万円ほどが未収入となり、 年度末に向けて赤字決算となることが分かりました。 急遽加盟団体に寄付金の要請をし、湘北連も要請額を振り込み、 全体としては無事会計処理をすることができました。 福祉政策が厳しい方向に見直されていることから、 市の委託事業については今後の課題を残すこととなりました。 (4) 中央の動きの中で障害者自立支援法が廃止され、 新たな障害者にかかわる法律が検討されていることから、 人権部会において研修会等を数多く開催し、 取り組みを強めてきました。 (5) 来年度の活動の中心は市の障害者施策の活動会報 作成の時期であることから、今後も人権部会を中心に 研修会の必要性が求められています。 また、財政問題についても会費のあり方や 寄付金等充実の必要性が論議されました。 (6) 議事の途中北橋市長が見えられれ、議事を中断し市長の挨拶を受けました。 障団連の日常活動に対する感謝とお礼の気持ちを述べられた後、 市の障害者福祉施策の充実に対する市長としての決意が語られ、 今後とも障団連の皆さんと力を合わせ行政面で取り組んでいくと語られました。 【研修会報告】 (1) 今後の北九州市の障害者施策の進め方について、 市の担当係長から説明が行われました。 大きくは障害者自立支援法が廃止されること。 国際的には障害者の権利条約の基準、 障害者差別禁止条例への対応などを考え、 国内法の改正が必要なことから中央の大きな動きがあります。 ただ、3月末をめどに国の計画案が出されるとの タイムスケジュールの内容が全体的に遅れている模様です。 (2) 6月10日現在でも国の担当者から市の担当者に対する 中央の動きについての具体的な報告はきていません。 しかし、来年度予算は市議会との関係から来年2月までには その内容を確認し議決する必要性があることから、 事実上は本年12月頃には内容を確定しなければなりません。 その上、北九州市は次年度の予算について市民から意見を聞くために 概算的予算案の段階から情報公開をする取り組みを行っており、 そういった意味では本年11月頃には内容を確認しなければなりません。 (3) それらの活動時間に対する厳しい条件はありますが、 市の障害者施策についてはできるだけ障害当事者の 意見・要望について受け止めたいとの観点で、 市としても十分な取り組みを検討しています。 また、現在障害者の要望や実態把握のため、 各障害者・精神・知的・身体の3分野については 無作為に対象者を選定したアンケート調査を行っており、 その分析結果も施策策定の資料として活用されることが報告されました。 【障団連・各団体の名称】
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