障団連第1回研修会
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6月27日18時30分からウェルとばたにおいて、 障団連の第1回研修会が開催され、秋吉会長が出席されました。 (1) まず、本研修会の趣旨は、今年集中的に取り組まれる 国及び北九州市の障がい者施策についてその動向を学ぶとともに 障がい当事者としての情報発信を行う観点から、 集中的な研修会の計画が立てられました。 (2) 第2回目以降、7月の第2・第4木曜日にウェルとばたで 18時30分から開催されることをはじめ、8月の第2・第4木曜日、 9月の第2・第4木曜日の合計6回の研修会の計画が確認されました。 (3) 北九州市も来年度に向けた障がい者支援計画を 現在検討中ですが、委員が30名のうち障がい当事者は 7名とのことです。ですから、すべての障がい当事者が 参加するという状況にはありません。そういった意味合いから、 障団連として第2回目の研修会については市の担当者も 参加することを求め、市の検討を補完するような会議として 運営したいということが障団連事務局役員から提起されました。 (4) また、3月末に開催された熊本県の障害者差別を求める県条例についても (7月2日現在 新聞報道によると県条例制定の報道がありました)、 一定の成果があったことが確認されました。 (5) 第1回目の研修会の大きな狙いは改めて国が行おうとしている 障がい者施策の基本的な流れを確認するとともに、 北九州市の取り組みについてもリアルタイムで動きを 把握するとともに障団連としての意見提起を求め、 研修会をはじめ様々な行動を行う第1回目の研修会となりました。 (6) 障害者権利条約の国内での実施を目指して 2006年12月 国連で採択 ・日本障害フォーラム(JDF)は、権利条約にあわせて 日本の制度を見直すことを求めて、何度も各省庁と話し合ってきた。 ・2009年9月に始まった民主党を中心とする政権は、 権利条約にあわせて日本の制度を見直すことにした。 ・これを受けて、障が者制度改革推進会議での検討が始まる。 今日的課題は、障害者基本法の制定及び障害者自立支援法を 廃止し、新たな法律を制定する動きなど、障がい者にとって 大きく環境が変わる制度改革の火中にあり、さらに北九州市の 障がい者支援計画の作成時期とも重なりあうことから、 障団連各加盟団体(39)にとってもそれぞれ大きな影響を 受けるとともに、各団体の長年にわたる政策課題を 政策作りに反映させるため、この3〜4ヶ月の集中的な活動が 大切だとあたらめて認識されました。 |