北九州市との意見交換会



 2012年1月17日18時30分から、ウェルとばたにおいて 北九州市との意見交換会があり、秋吉・森本の2名が参加しました。 市からの主要な説明内容は、 黒崎駅前のコムシティ改装計画の概要でした。 特に私たちに関係するものは西部障がい者福祉会館の移転と、 その中で運営されている点字図書館の改装工事についてです。 市の説明の後、秋吉会長より発言を求め、 点字図書館に対する充実策とその考え方について意見を述べました。


1.点字図書館の活動はそのほとんどが点訳・音訳で、 ボランティアの活動が最も大切な事項です。 よって、ボランティアの皆さんが活動しやすい 設備の充実や、障がい者とボランティアの皆さんが 交流できる施設作りなど、検討していただきたい。

2.今、情報化社会の進展の中で様々な変化が起こっています。 視覚障がい者についても現行のサービス内容だけでいいのか、 充実できる事業があるのか検討していただき、 そのことに対応できるスペースをぜひ確保していただきたい。

3.現在働いているスタッフにも十分意見を聞いて 必要な作業スペースの確保をしていただきたい。


以上3点について意見を述べ、 市の担当者からは、意見として概ね受け入れますが、 新規のビルではなく既存のビルの改装工事であることから すべての要望に応えられないこともありますので 了承していただきたいと返答いただきました。


 市の説明後、障団連役員だけの全体会議があり、 障団連の運営とそれに伴う財政問題について 事務局から現状報告がありました。 端的に言えば財政が大変ひっ迫しており、来年度以降の 障団連運動について厳しい状況であるとのことでした。 秋吉会長から現在の障団連運営については、 大変大きな意義があり個別の団体で活動するよりも 全体でまとまって行動する今の障団連運動は ぜひ継続をすべきであり、 その為に必要な会費負担があるとするならば 障北連として協力する方向で了解しました。 その後、各団体から様々な意見が出され、 どうすれば資金の確保ができるか 今後とも皆で検討しあうこととしました。