北九州市障害者福祉団体連絡協議会 第16回 定期総会
〜団結しよう、小さな力から大きな力へ〜




 6月8日午前9時30分から、 ウェルとばたにおいて第16回目の定期総会が開催され、 秋吉・森本で参加しました。 会長挨拶の後、多くの来賓が来られるなか、 北橋市長と市議会副議長が代表して挨拶されました。

 総会は38団体のうち、25団体の代表が参加し、11団体が委任状を出し、 2団体が脱退したとの報告で総会の成立が宣言されました。

 今年度の総会では、特に4月1日から改正された 障がい者総合支援法について多くの皆さんが その内容と課題について触れられました。 従来、障がい者といえば精神障がい・知的障がい・身体障がいの 3障がいでしたが、今回の法律ではこれらの障がい者に加え、 難病患者もその対象にするというのが改正のポイントでした。
 総会では昨年度の活動経過や 会計報告・会計監査報告が行われた後、 今年度の活動方針について具体的な論議が行われました。 方針論議の中で秋吉会長から障団連の活動の在り方、 特に難病患者の皆さんとの新たな連帯や活動分野について 方針を補強する意見提起を行いました。

 総会終了後は研修会が行われ、本年度の市の障がい予算について 市の担当者から説明を受け、その後、意見交換会が行われました。 特に、市長挨拶でも触れられた小倉南区春ケ丘の 療育センターのリニューアルについて、 100億円規模の事業となることから大変な内容が報告されました。
 秋吉会長から、療育センターについて ショートステイを利用する市民の声として、 従来のベッド数では十分な機能が果たせないとの意見を含め、 今後のタイムスケジュールについて意見を述べ、 どの時期までに市民の声が受け止められるのか、との発言をしました。
 市の回答の中では、現在100床程度ベッドを確保しており、 他の医療機関では療育センターに限っては ベッド数の増床について法の制約がないことから、 拡大の可能性についてはできるとの判断が補足され、 ただしそれには医師の確保が課題だとの補足も行われました。