障団連の要望に対する市の回答と意見交換会



 12月19日9時30分からウェルとばたにおいて 障団連の要望に対する市の回答と意見交換会が行われ、 秋吉・森本が出席しました。

 障団連の要望に対し市の回答が文書で示された後、 その回答内容に対する質問や意見が出されました。 障団連の林さんからは、中央の動向がホームページ上の資料などを引用しながら 市の見解を求めるなど、専門性の高い意見が述べられました。 また、三十数名参加した障団連の各団体の役員・会員からは、 生活の実態や現状など切実な意見が述べられました。 聴覚障がい者の団体、視覚障がい者の団体、発達障害の親御さん、 精神障害の親御さんなど、回答状況では納得できない内容がありました。 市の方からは実状を受け止めて政策に反映したいというや、 その意見を受け止めると予算的には大変な負担になる現状では 受け入れることが困難であるという質問に対し、大変丁寧な回答がなされました。 障北連の秋吉会長からは、障がい者差別解消について、 今後、国の方針が示され、その後、 北九州市としての取り組みがなされることについて意見を述べました。 アメリカにおける障がい者差別禁止法がうまく機能しているのは、 法律の条文だけでは理解がしにくいことについて 州政府が中立的な立場でコーディネートする人を選任し、 障害当事者と相手方との中間に立って 公平な立場で具体的な解決が図られているということで、 そのコーディネーターには主に弁護士など法律の専門家がついている実例をあげ、 今後検討される北九州の方針づくりの中で諸外国の実例なども踏まえ、