療育センター立て直しの説明及び意見交換会
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12月26日午後1時半からウェルとばたにおいて
療育センターの立て直しに対する現状の検討内容及び
そのことに対する意見交換会が行われ、秋吉会長が出席しました。 まず市の担当者から、 療育センターの建替え内容の詳細について説明がなされました。 現在11ある診療科に婦人科を含めた2科が追加され 13の診療科で再出発することをはじめ、 現在100のベッド数である規模を165床に拡大することや、 旧西部障がい者福祉会館の建物に分院を作り 5つの診療科を設置するといった、計画の全容が説明されました。 次に療育センターに約30年務めている所長から 質問に対する回答がなされました。 論議内容では、まず秋吉会長から療育センターの 大きな総括が必要なのではないかとの意見が述べられました。 開所当時は西日本で1ヶ所、全国でも2ヶ所しかなかった療育センターの位置付けが、 この間どのような成果がありどのような課題があると考えているのか。 また、療育センターと同様の機能を持った施設の 全国的な動向についても教えていただきたいとの質問に対し、 所長から全国的な施設の動向や様々な関連する法律が変わったことに伴い、 プラスの面とマイナスの面などがあげられました。 また、障団連側でも直接我が子が療育センターを利用している親の立場から、 例えば送迎ひとつをみても、親の負担が大変重いので、 なんとか充実する体制を整えてもらいたいなどの具体的な要望が出され、 所長からは現状のスタッフの態勢では 今以上の対応をすることが困難であるとの実状が述べられました。 会議全体は多くの要望に対し、現状報告が中心になりましたが、 市の担当者からも実状はよく分かりました。 今日の意見を重く受け止めます、といった回答がなされ、終了しました。 |