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障団連研修会報告
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2014年7月26日午前10時からウェルとばたにおいて
障団連の研修会がありました。 まず、前半の30分間に市の担当係長から 「サービス等利用計画案・障害児支援利用計画案」の制度の説明と 現状の取り組み状況について説明があり、 本制度が本年度末までに完了しなければならないことから 2015年3月末までの大きな見通しについて説明を受けました。 数名の方から質疑討論があり現状の理解を深めることができました。 第2部として、障団連の全大会が行われました。 参加した17団体の代表から市に対する要望事項の重点要望について 補足する意見や考えがそれぞれの団体から出されました。 それぞれの団体の活動内容や団体の性格の違いから 団体として切実な要望や組織の活動状況、 さらには市に対する要望以外についても、 障団連各団体の代表者に理解を深めたいのと趣旨から、 活動状況を報告するなど大変有意義な会合となりました。 障北連から参加した秋吉会長からは、 腎臓患者の取り組み状況について 他の団体から出された活動状況を補足する意味から 意見提起を行いました。 その掲げている内容は、 現在福岡県内で血液透析を受けている患者数が およそ1万3千人と言われています。 しかし福腎協に結集している患者数は約50%程度です。 ということは残りの50%の人達は現状の医療費、 助成制度の中で大変な恩恵を受けていながら、 患者会に参加をせず活動状況も知らない。 まして、政府が改悪しようとしている 現代の危機的状況について認識していないのが実情です。 かつて、腎友会結成当時はほぼ対象患者の100%が 組織されていたこととの落差から、 大きな課題を持っているという障害者運動としての課題について 全体に理解していただきたいとの趣旨で意見を述べました。 また、森本事務局長からは市に対する要望事項のうち 障団連が掲げている課題について意見を述べ、 何故、障害者の歯科治療が重要だと考えるのかその補足説明をしました。 特に、知的障害者をはじめ自分の意思では 一般の歯科治療が受けられない障害者にとって、 口の中を清潔に保つ治療を受けることがとても大切であること、 療育センターであれば全身麻酔をし、本人の意識を奪い、 その後手術並みの態勢で歯科治療が受けられるメリットと その重要性についてもアピールすることができ、 療育センターの立て直しの際には、 八幡にできる分院にも歯科治療に対応できる設備の建設と 歯科スタッフの常勤医師の確保・拡大、 看護師や歯科衛生士などスタッフの充実を求める 障北連の考え方についてのポイントに絞った意見提起となりました。 他団体の意見内容については、 今後、事務局会議や障北連の幹事会または総会の中で報告をしながら、 障北連としての活動に生かしてまいります。 |