障害者差別解消法と条例を考える勉強会


 4月14日6時30分からウェルとばたにおいて、 解消法の施行に伴いその法律をより有効に働かせ、 なおかつ補完すべき事項を含め、 検討する北九州市障害者差別解消法に関わる 条例案の勉強会が行われ、秋吉・森本が出席しました。

 今回は基本的な事柄で何を求めるのかという内容の学習会が 田中講師の解説を中心に行われ、若干の質疑討論がありました。

 一つ目は、従来から障害者差別禁止部会で論議をされた 障害者差別とは何かということを社会的に明らかにすること。 二つ目に、相手方を一方的に非難し制裁を加えようとする ものではないこと。 三つ目に、差別の解消がこれからの社会により活力を与える ものであること。

 上記の内容を中心に何を条例案に求めていくのかという内容でした。

 この勉強会の終了後、 会長と事務局長で学習会の総括を行いました。
 その中で立派に条例案を作ることが 第一義的に大切だということは確認しつつも、 作る過程でより多くの様々な市民をこの論議に巻き込み、 本当の意味で障害者差別とは何かということを 市民の意識の中に定着することだから、 条例作りの市民参加を出来る限り幅広い市民に知らせていくこと、 その方向で障北連として 活動していくことに気持ちを合わせました。